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鈍感ということ。

やっと去年度のお片付けにゴールが見えて来た。
報告を書きながら、我ながら良くこなしたと思う。
全くやりきれてなんてなくて、
私が手をまわらなかったところが、別の人への負担となったには違いないのだけれど。

正直覚えていないのだ。
日々をどう暮らしていたのか。

12月から3月までほぼ毎日1日勤務だったことや、
年末年始をのぞけば片手くらいの休みしかなかったことや、
お弁当なんて全然作れなかったこと、そのくらい。
事業が終わってからもしばらく、いろんな問題があったし
次から次へと事業が重なっていたし。
立ち止まって考えることも出来ず、ここまで流れてきたらしい。
時間としての休みはたしかに出来て、だけど…

正直、混乱している。

混乱という言葉があっているのかすらわからない。
そのことを、「しゃべれない」という事実に突き当たり、
いいかえれば「人の気持ちがわからない」ってこと、
それは考えすぎて迷路に迷い込んでしまって…

「この年齢で、この給料で背負う責任じゃない」
と言われ、それがプレッシャーということに気づく。
人に言葉にしてもらわねばならないくらい私は、私に対して鈍感なのだ。
言ってしまえば去年もいくつかの事業についてはこの責任を背負わされていたが、
それは知らないから出来たことで、
がむしゃらだったからで、周りを見る余裕すらなく突き進んでいたからで、
自分のことしか考えずににいたからで。
私はここで何をどう求められているかなんて考える余裕すらなく、
やりたいことをやるだけだったからで。
そしてふと気づけば、この3年の経験とは違う形に変わっていて、
同じように見えて、私はすっかり未知の世界へ足を踏み入れていた。

知らなければ、気づかなければあと1年はこのまま突き進むことも出来たのかもしれないこともある。
でも、新しい人が入ってきた時にそれを不可能にした。
新しいということはこういうこと。
やっと私は仕事ということがわかってきた気がする。

去年も今思えば、急性胃腸炎に2回かかり、体に反応が出ていたんだなぁ。

「いっぱい迷惑はかけたにしろ出来たんだから」
財団という組織、その中の私の立場、公共ということ。
管理職が誰一人として、現場を見てないという危険。
どーでも良いんかなぁ、そんなこと。
開き直るしかない、ということもうすうすは感じていて、
何をいってもやるしかないのもわかっていて、
出来なくても出来ないなりに頑張るしかなくて、
だけど、私の性格はそこまでに時間がかかるのも確かで。
あまりに気づかなかったこと、知らなかったことが多すぎて、
そしてすっかり去年1年で何かが麻痺していて、とにかく自分を信じられずにいる。
元々、臆病で心配性で考えすぎな私は、さらに森の奥へと迷い込んでいる。
だけど日々は否応なしに時を刻んでいて、事態は進んでいて…休むことすら出来ずに。
どうしたら抜け出せるのか見つけられないまま…

by punyo_chihi | 2008-06-22 22:12  

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