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くちびるをかむ。

今、私のバックにはリップが3本入っている。
なんでだろう・・・

いろいろ出してみた助成金のひとつが受理出来ません・・・と電話が来た。
芸術文化振興を主たる目的とした団体が対象で
うちの寄付行為にはそんな項目がないから・・・とのこと。

久しぶりに、恥ずかしながら半泣きでした。
書類の不備なら、私の責任です。
それなら、自分に当たって済むけどさ。
でもさ、もうキラリちゃんは5歳だよ。
キラリが出来る前に出来た規約とは言え、
そこ、ちょっと改定しといてよ、と・・・あたりどころのない悔しさと虚しさと。

ほんとは公立施設向けの助成があったのに
市で止まって書類が降りてこず、出せなかったりして・・・
それは私が直接、県に問い合わせればよかったのもあるので、
私の責任でもあるんだけどさ。

そんなこともあった上なので、ほんとに悔しくて。
私の、あの時間はなんだったんだろう・・・って。
書いたことは決して無駄ではないし、むしろ私のためにはなっているので、
そこらへんのむなしさではないのです。
それとこれとの怒りは違いますよ。

書くのに費やした時間がそのまま給料になるわけでも、
どんなにお金をひっぱって来れたからって、
給料が上がるわけでも、正職員になれるわけでもなんでもなくて、
ただ、ただ、私は自分のやりたいことのために書いていて、
監督との夢を実現させるために書いていて、
自分の経験のために書いていて、
それがキラリのためになると思うから書いていて、
言ってしまえば、財団の怠慢のおかげで、すべてが無駄になってしまって・・・

挙句に「お金がとれないなら事業を減らせ・・・」って。
それをしたくないから、それは違うと思うから必死で書いているのに。
お金なんて、あればいいってもんでもない。
でも今年みたいな思いはしたくないから。
関係者にさせたくないから。

そんなこというなら、みんなどこからかお金ひっぱってきてよ。
少しは助成でもなんでも探してきてよ。
探さなくてもいいよ。
せめて、私が上げた書類の要綱くらい読んでよ。
なんの助成なのかくらい、読み取ってよ。

全部が取れるなんて、はなから思っていなくて。
でも出したらどれかしらとれるかもしれない、
それだけにかけていて。
助成が落ちるのと、門前払いを喰うのは違うよね。

いっそ、泣いてしまおうかと思った。
でもこんな想いだとは伝わらぬだろう。
だから、とめた、必死に。

あぁ、思いのままに書いてしまった・・・
もうそんなに怒ってないけど、この悔しさ忘れないように。
人生、こんなこともあるさね。

by punyo_chihi | 2007-12-12 23:56 | にっき。  

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