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もう一度、観とうございます。

こんなにもキャラメルの会話って濃密だったっけ、と思った。
うまい言葉があてはまらないから濃密と書くけど、詰まっていてずっしりしてた。
作品全体が力んでなくて、だからってゆるんでなくて、自然で、
いい意味でバランスが取れてて安心して観られた。

特に粟根さんと坂口さんにはやられました。
笑うシーンなのに、面白くて泣いてしまった。
笑いすぎて泣くのではなく、
こんなシーンに出会えて幸せすぎると思って感動してしまった。

粟根さん、最初は遊び過ぎなんぢゃ…って思ったのだけど、
そんなの一瞬にして吹っ飛んだ。
粟根さんに自分がひっぱられるのがわかった。
なんだろ、あの力は。
キレがあって、メリハリがあるから、
だら~って流れないの。

坂口さんにはのっけで泣かされました。
千鶴の手をとるところで、ば~って、ますえさんへの想像が膨らんで。
なんだろ、あの力は。

「別れの唄」の時もそうだったけど、
この時間を過ごせて幸せだった。
こんな時間を過ごせる作品があるってことは
演劇にも未来があるんぢゃないかと思った。
こんな時間を知らないなんて、損ぢゃないかしら。
うまくまとまらないのだけど、
とにかく、もう一度、観とうございます!

by punyo_chihi | 2007-04-14 01:02  

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