はじめまして。明日、君と

出会う僕です。

この字幕が出てくるだけで泣けてしまう。
いちばん好きな作品は?って聞かれたら、違う作品を答えるけれど、でもこの作品はやっぱり特別。

トリプルキャスト(正確にいうと+2パターン?)の4日間16公演。
この企画、とんでもなかった。

チケットをとったときは、1パターンなんて選べないし、
私に出来ることは全公演を前売りで買うことだけだ、
そう思って、緊急公演であることが先に立っていた。

でも、気づいてしまった。
1本めで、初代柿本が逆の立場のサルマルとなり会話していたり、
初代はるかさんが今回のはるかさんにインタビューしてたり…

仕事で間に合わなかったので観る順番が変わったこともあり1本めから衝撃。
そして、2本めを観だしてさらにこの想いが強まった。

この企画、とんでもない。

それぞれの役に3人の俳優がいて、だから3通りのアプローチがあって。
さらにはチームによってもそれぞれの関係性があってアプローチが変わって。
1つの台本がこんなにも違う風に観えるんだなぁ…と。
3本観るからこそわかる、俳優の個性。
そしてさらにすごいのが、どれがいいとか悪いとかではなく、それぞれの作品がそこにあったこと。

予定変更により想いがけず観た大千秋楽のカーテンコール。
同じ劇団に何人も同じ役をやった人がいて、
さらにはいろんな組み合わせで上演出来る。
これって本当にすごいよ。
これこそレパートリー。

先日観た宝塚の新トップお披露目公演は、
数年二番手をやってる方の同期がトップとして他の組から異動して来た最初の公演。
なんだか、スターシステムの難しさを痛感してしまった。
二番手さんの役作りがとっても良かったからなおさら。
だからこそ発展してきたことは十分わかっているのに、
スターシステムさえなければもっと純粋に作品を楽しめたなぁとさえ思ってしまった。
まぁ、やり方だけどさ。

そんなことを考えた矢先だったので、よけいにこの企画の面白さを感じたのです。
キャスティングも絶妙。
俳優の成長にも繋がるんだろうし。
しっかり想像以上のものを持って帰らせてくれる。

どうやら来年、お祭り企画でやる予定だったのが今回の緊急公演になったよう。
でも、緊急公演だったからこそなおさら、劇団の底力を見せつけられて、
たくさんの想いがぎゅっと詰まってて、本当にいい企画だったな〜。
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by punyo_chihi | 2011-07-07 18:08  

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